2024 あきおおた国際音楽祭

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広島を創る安芸太田町の源流の町で、開催されている「あきおおた国際音楽祭」も今年で14回目を迎えます。世界的に活躍されている演奏家が集まり、地元の加計高校生と作り上げる音楽祭。第一部では、能楽師の大倉正之助さんをお迎えして地元の子供達と共に調べを打ち鳴らします。そして第二部では、昨年この音楽祭で日本を代表する音楽家たちによって結成されたトリオが、チャイコフスキーの壮大な傑作「偉大な芸術家の思い出に」を取り上げます。お楽しみに!


開催概要

日時:2024年10月27日(日) 12:30開場 13:00開演

場所:安芸太田町 戸河内ふれあいセンター メイプルホール

広島県山県郡安芸太田町戸河内759-1

チケット:大人:前売3800円(当日4300円) 高・大:1500円 小・中:1000円
全席自由席 ※未就学児の入場はご遠慮下さい。(託児はありません)

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第1部

能楽師 大倉正之助 (大鼓)の演奏
共演:安芸太田町の子供たち

第2部

バッハ (ブゾーニ編曲):シャコンヌ
チャイコフスキー :「四季」より
5月「白夜」6月「舟唄」11 月「トロイカ」
ショパン:スケルツォ第4番
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」

主催:あきおおた国際音楽祭実行委員会

協力:広島県立加計高校(運営)、NPO法人Heart of Peace ひろしま

後援:安芸太田町 安芸太田町教育委員会 地域商社あきおおた 安芸太田町商工会 安芸太田町子ども連合会・同PTA連合会 広島県 広島市、ベヒシュタイン・ジャパン(予定)

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2024年フライヤー




1部

大倉正之助(大鼓)
Shonosuke Okura

能楽師。重要無形文化財総合指定保持者。文化庁日本遺産大使。
能楽囃子大倉流大鼓・小鼓宗家の長男として、祖父、父より稽古を受け9歳で初舞台を踏む。能楽『翁附五流五番能』の大鼓を全 て一人で打ち納め、能楽史上、囃子方として前人未到の試みを成し遂げる。また大鼓ソリストとして、多彩なアーティストとのコ ラボレーションによるライブパフォーマンス活動を行っている。ローマ法皇より招聘されバチカン宮殿内で大鼓独奏を披露するな ど世界各国での式典やイベントに出演する。これまで全世界を舞台企画公演して来た実績を活かし、根源的な展開を発想、令和6 年3月一般財団法人令和文化蔵を立ち上げ活動。
日本古来より伝承されて来た生活文化の全てを、支える衣食住に纏わる農業、林業など本来の基幹産業技能者や匠、職能の方々と 共に連携して真の日本文化再生活性化への取り組みをする。
伊勢神宮能楽奉納 https://www.youtube.com/watch?v=1RxJ3kLzeIA

2部

水谷 晃(ヴァイオリン)
Akira Mizutani,violin

大分市生まれ。桐朋学園大学を首席で卒業。ヴァイオリンを小林健次氏、室内楽を原田幸一郎・毛利伯郎の各氏と東京クヮルテットに師事。在学中VerusStringQuartetを結成し松尾学術振興財団より助成を受け、イェール大学夏期アカデミー・ノーフォーク室内楽フェスティバルに参加。その後、第57回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で第三位入賞。2010年4月より国内最年少のコンサートマスターとして群馬交響楽団コンサートマスターに就任。2013年4月~2023年3月まで東京交響楽団コンサートマスター。2018年6月よりオーケストラアンサンブル金沢客員コンサートマスター。同年10月にはJR九州クルーズトレイン「ななつ星in九州」のテーマ曲を演奏し、大きな注目を集めた。2017年より3年に亘りバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータを中心としたリサイタルを開催し好評を博す。自身の音楽活動の柱としてアウトリーチ活動にも積極的に取り組み、2021年2月より故郷・大分にて、音楽を通して地域や社会にスポットライトを当てるプロジェクトが始動。2023年7月より日本における室内楽音楽祭の草分け的存在である「ゆふいん音楽祭」のリーダーに就任。2024年4月より東京都交響楽団コンサートマスターに就任。

横坂 源(チェロ)
Gen Yokosaka,cello

桐朋学園女子高等学校(男女共学)、同ソリストディプロマ・コースを経て、シュツットガルト国立音楽大学、並びにフライブルク国立音楽大学で研鑚を積む。2002年、全日本ビバホール・チェロコンクール史上最年少で第1位受賞。2010年、ミュンヘン国際音楽コンクール第2位受賞。室内楽部門では2009年に全ドイツ学生音楽コンクールで第1位受賞。これまでに出光音楽賞(2005年)、齋藤秀雄メモリアル基金賞(2008年)、ホテルオークラ音楽賞(2012年)を受賞。13歳で東京交響楽団とソリストデビュー。2019年/2020年に演奏活動20年を迎え、ドイツでWürthPhilharmonikerとS.スヴィリドフのチェロ協奏曲『つばき』の新作委嘱・世界初演と、東京交響楽団(齋藤友香理指揮)との日本初演を行い、日本フィルハーモニー交響楽団(山田和樹指揮)とM.ルグランのチェロ協奏曲の日本初演を果たした。

加藤洋之(ピアノ)
Hiroshi Kato, piano

東京藝術大学附属音楽高校を経て同大学を首席で卒業。学内にて「安宅賞」を受賞。大学院在学中の1990年にジュネーヴ国際音楽コンクール第3位入賞、ハンガリー国立リスト音楽院に留学してイシュトヴァン・ラントシュ氏に師事する。1996年からはドイツ・ケルンに移りパヴェル・ギリロフ氏の下でさらに研鑽を積んだ。これまでにハンガリー国立響、ブダペスト・フィル、ブルガリア国立放送響、スウェーデン・ヘルシンボリ響、ウィーン・モーツァルト室内管、東京都響、日本フィルなど内外のオーケストラと協演する他、ハンガリー国営TV、オーストリア国営放送、スイス・ロマンド放送、またウィーン芸術週間、プラハの春音楽祭、ルセ国際音楽祭、リムーザン国際室内楽フェスティヴァルなどへの出演等、ヨーロッパ各地でソリスト、室内楽奏者として活発な演奏活動を続けている。ウィーン・フィルのメンバーたちと頻繁に室内楽を演奏し、特に第1コンサートマスター(~2016)のライナー・キュッヒル氏とは1999年以来、国内外で数多くの共演を重ね、2002年ウィグモア・ホール(ロンドン)でのコンサートは”TheTimes”紙上で絶賛される。また、2010年にはウィーン・ムジークフェラインザールにて3日間に亘るベートーヴェンの「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」全曲演奏会が開催され大成功を収めた。 2019年にオクタヴィアレコードより初のソロCD「時間から空間へ~ワーグナーへのオマージュ」がリリースされレコード芸術誌で特選盤となる。令和元年度文化庁芸術祭音楽部門「大賞」を受賞。