2013年度 音楽祭の出演者

 
 

  揮 者:ベルンハルド・ヴュンシュ 

Bernhard Wünsch

 
 

指揮者・ピアニスト 。1965年ドイツ、アウグスブルク生まれ。ヴュルツブルグとミュンヘンの国立音楽大学在学中 すでに南ドイツ地方のオーケストラを指揮する。またザルツブルク音楽祭やバイロイト音楽祭にホルスト・シュタインのアシスタントとして関与し、またコーリ ン・デービスやロルフ・ロイターのマスタークラスにも参加し研鑽を重ねる。その後ビーレフェルト、ヴィースバーデン、ドゥイスブルク、ケルンそしてシュ トゥットガルトのオペラ劇場などで指揮し、ラジオとテレビの出演や、CD録音もこなし、全ドイツ中のオーケストラ指揮をする。1995年以来彼は指揮者と してヨーロッパはもとよりロシアやヴェルター湖音楽祭、ノイシュヴァンシュタイン音楽祭でも名声を上げ、フランス、イタリア、スペイン、ベルギー、オラン ダ、ルクセンブルク、プエルトリコ、メキシコ、イスラエルでも客演指揮をする。2008年より映画プロデュース、イベント・ガラ・コンサートやコンサート・ツアーなどの企画をも北ドイツ放送局と共同 で手がけている。近年はドイツ、ミュンヘン・フィルハーモニーのガスタイク、ハンブルクのレツィスホール、フランクフルト旧オペラ座、ベルリン・コンサー トホール、そしてオランダなどでのコンサートの活躍も著しい。またピアニストとしても室内楽やリート伴奏に特に好んで力を入れている。現在ミンスク放送管 弦楽団主席客員指揮者である。

ソプラノ:アイリカ•クリシャール 

Eilika Krishar

1983年北ドイツ・東フリースラント地方で教会の牧師であり政治家でもあった父親の長女として生まれる。彼女の祖父である世界的に著名な、ヨーロッパ中世都市研究者のハインツ・シュトープ博士がもともと音楽家を志していたという影響で、5歳の時ピアノを始める。16歳でアメリカ・サン・ディエゴで声楽を始め、2002年ドイツ・デトモルト国立音楽大学声楽科に在籍するが、志半ばにて断念。その後ミュンヘンの哲学専門大学にて勉学。2010年スイスのプレミウム国際オペラ・コンクールにて最優秀賞を受賞。2011年12月フランクフルトで、現在ドイツを中心に名声を上げている指揮者・ピアニストであるベルナルド・ヴュンシュと録音したシューベルト、ヴォルフ、ツェムリンスキーの歌曲がオーストリア放送局で翌2012年1月に特別放送された。

  ア  ノ:三島良子 

Ryouko Mishima

東京芸術大学音楽学部器学科卒業。00年、日本クラシックコンクール第3位(1位なし)。03年、広島国際文化財団中村音楽奨学生。05年、広島プロミシングコンサートにて広島交響楽団と競演。ザルツブルグモーツアルテウム音楽院夏期国際音楽アカデミー受講、アカデミーコンサートに出演。そのほか、イエルク・デムス、アリ・ヴアルディ、ジャック・ルヴィエ、コンラート・リヒターなどのマスタークラス受講。これまでに、ピアノを渡辺加寿美、小嶋素子の各氏に、室内楽を市坪俊彦氏、ピアノヂュオを角野裕氏に師事。現在、ソロ、伴奏、室内楽など演奏活動を行う傍ら、後進の指導についても研究している。安田女子短期大学非常勤講師、広島ドイツリート協会会員、Group-4メンバー、あきクラシックコンサート実行委員。

オーディションにより選考された、広島ゆかりの若手音楽家達

バイオリン:小島 燎 • 山本 一喜 • 益 由香 • 桑原 優介

チェロ:向井 真帆

クラリネット:高山朋子・畑野静江